シトロエンのCEOであるティエリー・コスカス氏は、ETAutoとの独占インタビューで、「より多くの製品とモデルによる成長」をキーワードにインド市場拡大を進めることを明らかにした。同社はシトロエンC3 Aircrossを始め、今年末までにもう1つの車を導入し、来年には3つ目の車を発表する予定だという。また、現在30の販売店があるが、これを今後倍増して60に拡大し、来年には100店舗にまで拡大する計画である。同社は今後、10万台の生産能力を持つ工場で生産することになるが、現時点では販売の成長に合わせて、スケールアップしていく予定だとも語った。
同社は、このたびインド市場に中型SUVのシトロエンC3 Aircrossを導入する。同氏は、同製品が市場に合致する製品であり、今後も同様の製品を投入していくことで、インド市場で大きなシェアを獲得することを目指すと述べた。また、2025年までに30%の売上を国際市場で獲得することを目指しており、インド市場はこの目標の達成に不可欠なものであると述べた。
シトロエンのC3 Aircrossは、既に競合他社が多いセグメントに参入することになるが、同氏は「快適性、広々とした室内、エンジンのパワーと機動性など、市場に独自の提案をすることができる」と評価している。さらに、同製品は5人乗りプラス2人の7人乗り仕様もあり、この点においても競合する他社とは異なると述べた。
一方、販売網も現在30店舗と限られており、競合他社に比べてアグレッシブではないとの指摘があるが、同氏は「まずは安定的に成長させ、販売店が健全に利益を上げることができるようにする」との方針を示した。また、2番目の車を導入する際には、店舗数を倍増する予定であるという。今後も女性や若年層など多様な層にアピールすることで、市場を拡大していくことを目指す。
同社はインド市場で、C3とE-C3の売れ行きは予想通りであり、現状の30店舗では目標に沿った成長を遂げているとの認識を示した。さらに、今後もEU市場や北米市場などの既成市場に対しては成長が期待できないが、インド市場は今後も成長が見込めるため、同社は楽観的であるとも述べた。
最後に、同社は現在インド市場において、独自の先進技術を含む製品の生産や供給
In Other News Around the World: